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福岡伸一/生物と無生物のあいだ

生命とは何か?

わくわくしながら読んでます。かつてSFものだった僕は定期的にこの手の本が読みたくなるのだが、たいていは本論になるとむずかしすぎて挫折していまいます。だけど、作者のずば抜けて素晴らしい文体に魅せられて読み続けることができてる。例えばウイルスは生命か否かにふれた部分で作者はこんなふうに書いています。

結論を端的にいえば、私は、ウイルスを生物であるとは定義しない。つまり、生命とは自己複製するシステムである、との定義は不十分であると考えるのである。では、生命の特徴を捉えるには他にいかなる条件設定がありえるのか。生命の律動?そう私は先に書いた。このような言葉が喚起するイメージを、ミクロな解像度を保ったままできるだけ正確に定義づける方法はありうるのか。それを探ってみたいのである。

この部分だけを書き写してるだけでも読み手である僕の胸はわけもなく高まります。余計な修飾のない文章のなんと美しいことか!この2、3日は仕事してるときと食べたり寝たりしている以外はずっと読んでる感じです。あと残り1/4くらいかな?読了したらまたここに感想を書こうと思います。

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