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2005年5月

安易に「歌で自分を表現したい」

lauralive
LAURA NYRO LIVE/THE LOOM'S DESIRE

・・・なんていっちゃいけないんですよ。
そりゃあ、何事か表現は出来ると思うけど、なんだか、それって音楽じゃなくてもよかったんじゃないの?
なんて思う作品が世には溢れてる。

それなりに才気がある人もあったりして、いい作品だったりすることもあるし、聴いて気に入ってるものもあるんですけどね。でも、僕は音楽に魅入られてる人がやってる音楽が好き。

って前もこんなこと書いたっけ?

音楽が好きで、音楽でなら自分を表現できるのではないかと思い、どうにかして表現したいと願い試行錯誤を続けている人のライブや作品に触れていたいな、と思うんだよね。

才能がある人は沢山いて、そういう人はたいてい自分のスタイルを持ってるんだけど、それだけでは物足りない、とわがままなリスナーの僕は感じたりします。素晴らしい輝きをもってデビューしたアーティストがいつしか同じことの繰り返ししか出来なくなる・・・自己再生産じゃないの、それって?

人ってのは常に変わるものであって、でも同時に変わらないものでもあると思うんですよ。

だからその人もその人が奏でる音楽も、常に変化してて、新鮮さを失わず・・・にもかかわらず、その人でしかないような・・・そういうあり方を求めてしまう。

今、Laura Nyroのライブ盤を聴いてます。彼女の歌とピアノ、そしてバックコーラスのみの編成でシンプルなアレンジなんだけど、彼女のキャリアの長さ、というか長年自分の表現を突き詰めてきた人だけが到達できる自在さが感じられて何度聴いても、素晴らしいな、と思います。というのは過去の作品をたどると彼女がいかに沢山の音楽を愛し、自分のものにいるかってことが分かるのだけれど、そういういろんなやり方を知ってることで、ほとんど本能的に今ここでやるべき演奏を選ぶことが出来ている、そんな気がするんですよね。だからちょっとしたフレーズにも凄く存在感がある。聴いてて胸にしみこんでいくるような音で、ほんと、いいよなあ。

こういうものが「自分を表現」できてる音楽なんじゃないかと僕は思うんですけど、どうでしょう?
すっごく切ないんだけど、同時に心温まる雰囲気があって。このアルバムを初めて聴いたとき、音楽を好きになってよかったなと改めて思ったもの。

これを読んでもしかしてLAURA NYROに興味を持たれた方がいるのなら、ここへ。分かりやすくかつ彼女への思いのこもった文章を読むことが出来ます。

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鈴木祥子ライブ@duo music exchange

に行ってきました。転勤が決まる前にチケットをおさえてたんで、鈴木祥子ライブ初体験は遠征になりました。

ベスト盤とかが出たせいで、古い曲が多かったのですが、どれもまったく古さを感じさせないのは曲のそれだけ普遍的なよさがあるってことなのかな?

祥子さんとカーネーションの息もぴったりで、やっぱ尊敬しあうもの同士の演奏はいいですね。
にしてもピアノ、エレピ、ドラム、ギターをかわるがわる演奏しながら、聴き手の胸に突き刺さるようなうたをうたう祥子さんというのはほんとに凄いなと、生で聴いて改めて思いました。直枝さんもその才能を絶賛してましたけど、一緒に演奏して実感することもおおいんだろうなあと想像したりして。

個人的には「ただの恋だから」が聴けて嬉しかったです。「Love/Identified」、「恋人たちの月」、「GOIN’HOME」そして「忘却」・・・などなどどれもほんと良かった。

DVDも買ったことだし、しばらくはライブの余韻に浸れそうです。

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S Wonderの新曲かっこいいね

wonder

長い連休も終わりですね。すっかり体が休みモードになっちゃってます。6日に有休とったせいで余計に。
この後5月病になる人が多いのも当然だよなって感じ。休みの最終日なのにだらだら過ごしちゃいました。

今日はせっかく家にいたのでJMさんとこの企画に乗ろうと思ってスティービー聴きながら他の人のトラバみてたんですが、自分は熱く語るほど書くことがあるだろうか、と思ってしまったのですね。70年代の黄金時代の作品は聴いたことがあるけど、その前後の作品はまともに聴いてないし。聴けばもちろん素晴らしいとは思うんだけど、スティービーばっかりにはまってた時期がないんだよなあ。だからなんか気の抜けた記事になりそうなのでトラバは止めときます。

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Josh Rouse/Nashville

Nashville

土埃のするリリカルなサウンド

長く音楽聴いてると、自分に合うものが自然と分かるようになるもんなんですよね。
このCDがその良い例で視聴で一発で気にいって買ったんだけど、その後もずっと聴き続けてます。

暖かなアコースティックサウンドの上に乗っかるメロディが素晴らしくて、何度もリピートしたくなります。
この人はスミスが好きだそうですが、そう思って聴くとイギリスっぽいメロディなんだよね。Joshはアメリカ人なんだけど、なんか英国人がカントリー・ロックをやってるように聴こえる瞬間があったりします。アレンジもアコギを基本にパッパラコーラスあり、ストリングスで盛り上がったり、ピアノでシンプルに迫ったりと多彩なんだけど、作りこみすぎてない自然な感じで飽きさせない。それから声もいいんですよね。なんか切なくてさ、線が細い気もするけど、そこがまたいい。

一時期この手の音はオーソドックス過ぎるというか、どこか閉じた感じがして聴けなかったんだけど、今はすっと入ってくるのが不思議です。以前が音楽を頭で聴きすぎていたのか、それとも今新しい音に反応できなくなったのか・・・多分両方なんだろうなあ。


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EDIE BRICKELL & NEW BOHEMIANS/Shooting Rubberbands At The Stars

Shooting Rubberbands At The Stars

いきいきとしたうたごえが素敵なのです

買ってから繰り返し聴いてるこのアルバムについて今日は書いてみます。

物凄くうまいひとじゃないと思うんですけど、魅力的ですよね?エディ・ブリケル。
自由気ままな雰囲気がいいんですよ。バンドとの息も合ってるし、歌うことが楽しくてたまらないという感じがいい。
唄いかたはリッキー・リー・ジョーンズあたりを彷彿とさせますが、あそこまで才気走ってないです。もっと天然。
演奏もライブを重ねて練られて来たのが伝わってきて、いいなあと思います。フォークロックといえばそうなんだけど、やはりパンク以降の音なのでそれなりに屈折してます。80年代のカレッジ系ですよね。REM入ってるというか、今聴くと微妙に懐かしい。

全然アーティスト紹介になってないですけど、実際ほとんどこの人たちのこと知らないです。出た当時、このアルバムはかなり売れたらしい、とかもう1枚バンド名義のアルバムがあるとか、エディは後にポール・サイモンと結婚したとか、いう情報はぐぐったら出てきますけどね。

それからgomesの新譜にもこのアルバムの邦題と同じ「星に輪ゴムを」という曲がありますよね?山田さんもエディ・ブリケル好きなのかな?

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